探偵会社に就職!探偵の仕事内容は?

憧れをもって探偵会社に就職をしても、実際の探偵の仕事内容について知識がなければ、理想と現実のギャップに驚くこともあるでしょう。
特にドラマなどの影響を受けて探偵へ就職をすると、そのギャップは大きくなる傾向にあります。
ここでは、ドラマなどには描かれていない就職後の仕事内容について現実的に見ていく事にしましょう。

探偵の行う調査と業務内容

探偵の仕事内容といえば、真っ先に思い浮かぶのが調査業務でしょう。

調査目的は、浮気の証拠探しや、家族の素行が心配であるようなとき、人探しなど様々です。

俗に、
  • 浮気調査
  • 素行調査
  • 所在調査
等とされるものです。

こうした目的の調査は、尾行・張り込み・聞き込みなどを基本に地道に行います。
特に尾行の際は、徒歩だけではなく、車や二輪車などを運転して対象者を追跡することもあるでしょう。
また、その時々の状況に合わせて、暗視カメラや望遠カメラ、スパイカメラなどを駆使して証拠を押さえます。
その他、ストーカーなどのトラブル解決のために、探偵では盗聴発見の調査を行うこともあります。このような調査のときは、特殊な機材を操作することもあります。

契約書や報告書の作成作業

探偵での仕事は、調査のみではありません。契約書や報告書の作成も仕事のうちのひとつです。
契約書の作成は、結果を正しく伝え依頼者が有効に利用できるように考えて作成しなくてはいけません。依頼者とのトラブルを防ぐことにもなります。
書類の作成、証拠として撮影した映像データの編集など、パソコンを使用した業務も探偵での大切な仕事となります。


情報収集・相談業務

探偵の仕事は、依頼者からの相談を受けます。
このときに、どれだけ情報を集め整理出来るかが、成功のカギを握っているといっても過言ではありません。
依頼者の相談にのりながら、適切な調査方法を依頼者に提案をするのも探偵の仕事のうちです。
多くの探偵が行っている無料相談ですが、この時の対応が契約に結び付く決め手になることも。
逆にまずい対応をすれば、顧客は離れていってしまうでしょう。

宣伝業務

集客のために、ホームページの作成やブログの更新を任せられる事もあります。
そのため探偵は、ある程度のPCスキルやネットの知識などがあると、仕事の上でなにかと重宝されます。
自分の勤める探偵を宣伝すること、それも立派な業務のひとつなのです。

雑用

事務所の掃除や電話対応、また機材の用意といった雑用も、探偵へ就職した場合に行う仕事内容だと言えるでしょう。
未経験から就職をした場合は、初めの内はこうした雑用を中心に仕事を任せられるケースの方が多いかもしれません。

探偵の仕事は体力と頭脳勝負

以上のように、探偵の仕事は、調査だけではなく、その前の相談受付や情報収集から書類の作成、雑用までと多岐に渡ります。
調査も地道で体力を使う泥臭い仕事内容となっており、華やかではありません。。
さらにサラリーマンのように決まった休みをとるのも、人員によっては難しいかもしれません。

また、探偵会社によっては、調査の実力が乏しいうちは、調査を担当させて貰えるようになるまで時間がかかる事もあります。
探偵に就職をするなら、そうした事を念頭においたうえで覚悟をして就職をすると良いでしょう。